【理学療法学専攻】卒業生の活躍 from Ecuador vol.15
理学療法学専攻
元本専攻教員の桂理江子先生が,現在はエクアドルで活躍されています。
桂先生より第15弾メッセージを頂戴しましたので掲載いたします。
?Hola,todos! ?Como están?
みなさん、こんにちは!元気ですか?
仙台は今年も酷暑の夏であるというニュースをみましたが、体調はいかがでしょうか。
わたしは先日Puyo(プヨ)という街に行ってきました。
プヨはキトから約240km南東にある街で、バスで6時間かかります。
そして標高が950mと低いため(キトは2800m)、気温と湿度が高く、日中の気温は25~27℃、夜間でも20℃弱ほどありました。
標高の高いキトは湿度が低いため日中と夜間の気温差が大きく、日中は25℃くらいまであがっても、朝晩は10℃前後とひんやりです。
プヨでは夕涼みのカフェタイムや散歩が気持ちよく、のんびりした雰囲気も相まって、日本の夏休みを彷彿とさせる休日を過ごしました。(‥が、その頃日本では連日の熱帯夜。)
さて、今回はわたしの日常と学生の様子をお伝えしたいと思います。
仕事は平日8時-16時の勤務で、昼休みは13-14時です。
出勤すると学科長室へ行き仕事をしますが、自分の机はなく応接用の机の一部を間借りしながら、授業の準備や、出席管理、事務作業の手伝いなどをしています。
授業は、評価学の授業の姿勢観察のパートや、バイオメカニクス、物理療法学実習などに関わっています。
授業は1コマ60分で、実習はスペースや機器の数不足の点から、3グループにわかれ1コマずつ行うため、教員は3時間連続ですが、学生は2時間空きコマになります。
授業前には学生がプロジェクターをセッティングしたり、実習の準備物を運んだりするのを手伝ってくれます。
ホワイトボードはありますがマーカーはなく、持っている学生から借ります。
黒板消しもセットで持っている学生がいるのには驚きました。
先日、物理療法学のうち超音波のコマを担当しました。
語学力が心配なため、PPTを作成し、見ればわかるようにしたり、質問を投げかけ学生自身に答えてもらうようにしたりという(やや他力本願な?)工夫をして臨みました。
学生の熱心にノートをとる姿がとても印象的で、質問もあがりました。
その場の質問に即坐に対応することは難しく、同僚の助けを借りなんとか行うことができました。
次の学期では担当コマが増える予定なので、語学の向上は必須ながら、わかりやすい授業の工夫も考えて行いたいと思います。


学科長室にいると、よく学生が出入りするのもエクアドルならではの光景だと感じます。
用が済んでも世間話しながらコーヒーを飲んだり、パンを食べたりします。
教員と学生の関係性の近さを感じますし、彼らの日常や、興味関心ごとなどを聞けるのは大変興味深いです。
最近は構内で「Rieko,?cómo está?(リエコ、調子どう?)」と声をかけてくれる学生が増え、この大学がわたしの居場所になったようで嬉しく感じています。
あいさつはもちろん、お互いの名前を頻回に呼び合い、調子を尋ねあうこの国の文化が、わたしに居心地のよい場を与えてくれています。
日本にいたとき、こんなに相手の名前を呼んだだろうか???。

大学は今試験期間中です。みんな無事にパスして楽しい休暇を過ごせることを願っています!
?Nos vemos próxima vez! また次回会いましょう!
桂先生より第15弾メッセージを頂戴しましたので掲載いたします。
?Hola,todos! ?Como están?
みなさん、こんにちは!元気ですか?
仙台は今年も酷暑の夏であるというニュースをみましたが、体調はいかがでしょうか。
わたしは先日Puyo(プヨ)という街に行ってきました。
プヨはキトから約240km南東にある街で、バスで6時間かかります。
そして標高が950mと低いため(キトは2800m)、気温と湿度が高く、日中の気温は25~27℃、夜間でも20℃弱ほどありました。
標高の高いキトは湿度が低いため日中と夜間の気温差が大きく、日中は25℃くらいまであがっても、朝晩は10℃前後とひんやりです。
プヨでは夕涼みのカフェタイムや散歩が気持ちよく、のんびりした雰囲気も相まって、日本の夏休みを彷彿とさせる休日を過ごしました。(‥が、その頃日本では連日の熱帯夜。)
さて、今回はわたしの日常と学生の様子をお伝えしたいと思います。
仕事は平日8時-16時の勤務で、昼休みは13-14時です。
出勤すると学科長室へ行き仕事をしますが、自分の机はなく応接用の机の一部を間借りしながら、授業の準備や、出席管理、事務作業の手伝いなどをしています。
授業は、評価学の授業の姿勢観察のパートや、バイオメカニクス、物理療法学実習などに関わっています。
授業は1コマ60分で、実習はスペースや機器の数不足の点から、3グループにわかれ1コマずつ行うため、教員は3時間連続ですが、学生は2時間空きコマになります。
授業前には学生がプロジェクターをセッティングしたり、実習の準備物を運んだりするのを手伝ってくれます。
ホワイトボードはありますがマーカーはなく、持っている学生から借ります。
黒板消しもセットで持っている学生がいるのには驚きました。
先日、物理療法学のうち超音波のコマを担当しました。
語学力が心配なため、PPTを作成し、見ればわかるようにしたり、質問を投げかけ学生自身に答えてもらうようにしたりという(やや他力本願な?)工夫をして臨みました。
学生の熱心にノートをとる姿がとても印象的で、質問もあがりました。
その場の質問に即坐に対応することは難しく、同僚の助けを借りなんとか行うことができました。
次の学期では担当コマが増える予定なので、語学の向上は必須ながら、わかりやすい授業の工夫も考えて行いたいと思います。
学科長室にいると、よく学生が出入りするのもエクアドルならではの光景だと感じます。
用が済んでも世間話しながらコーヒーを飲んだり、パンを食べたりします。
教員と学生の関係性の近さを感じますし、彼らの日常や、興味関心ごとなどを聞けるのは大変興味深いです。
最近は構内で「Rieko,?cómo está?(リエコ、調子どう?)」と声をかけてくれる学生が増え、この大学がわたしの居場所になったようで嬉しく感じています。
あいさつはもちろん、お互いの名前を頻回に呼び合い、調子を尋ねあうこの国の文化が、わたしに居心地のよい場を与えてくれています。
日本にいたとき、こんなに相手の名前を呼んだだろうか???。
大学は今試験期間中です。みんな無事にパスして楽しい休暇を過ごせることを願っています!
?Nos vemos próxima vez! また次回会いましょう!